私が高校生の頃友人に連れられ、人生で初めて訪れた古書店です。
古本屋というシステムをこの時初めて知り、大変感動しました。
当時は古書店といえばこの店舗くらいしか知らず、よく通いつめました。
商店街の店舗内は結構狭く、たくさんの商品が所狭しと並んでいました。
大体の配置は、入って左側が漫画スペース、右側がCDやレコード、
レジの近くに中古ゲーム、だったと思います。
普通の本屋では見かけない、古い漫画やマイナーな漫画がたくさんあり
商店街に来たときはココへ寄って立ち読みをしていました。
小原店の方は、1・2度しか訪れた事がないので詳しくは覚えていませんが、
商店街の店舗の3倍くらいの敷地で、少数ですが駐車場もありました。
両方とも、98年頃まであったのは覚えているのですが
いつのまにか2店舗とも閉店していました。
*小原の店舗は、後に「中島書店」だったことが判明しました。
大変失礼しました。
古本屋といえば「エジソン」だった私としては、悲しかったです。
商店街の中でも、思い出深いお店のひとつです。
ザ・昭和という佇まいで、かなり雰囲気のある建物です。
高校生の頃、友人とためしに訪れてみました。
店内も、もろ昭和で、本棚も年季が入っており、平積みされた本には
ホコリがかぶっていました。
でも置いてある本は割と新し目の商品だったので、何だか変に
期待はずれでした。
商品には値札がなく、値段は直接店のおばさんに聞かなくてはなりませんでした。
当時、私は手塚治虫の漫画が好きで、本棚の上に並んでいた手塚治虫漫画全集の
「七色いんこ」全7巻セットを眺めていると、お店のおばさんがこちらへやってきて
「アレは500円。」
といいました。
えっ、セットで500円?!
「違う違う、1冊500円。」
確か定価が500〜600円。
おいおい、高すぎるだろう。
結局、何も買いませんでした。
その後月日は流れ、2006年。
その周辺をぶらぶらしていて、懐かしい佇まいを発見。
まだ「武本書房」の看板は出ていたので、店内をのぞいてみました。
カラン、と扉のベルは鳴るものの、誰も出てきません。
奥からなにやら、おば様、おじ様達の井戸端会議の声が聞こえます。
適当に店内を見回すも、めぼしいものもなく、そっと扉を開け店を後にしました。
そして武本書房はなくなりました。
もう看板もありません。
写真、撮っといてよかったなぁ。
ブックマーケットが出来る前は、「ギャロップスター津山東店」という
今や何のお店だったか分からない店舗が入っていました。
※H23.7.12追記 「ギャロップスター」は玩具店だったそうです。*情報提供:匿名希望さん
確か、オープンの日には広告が入っていたと思います。
1度は行ったと思うのですが・・・正直、覚えていません。
ここの存在も、たまたま検索でひっかかって思い出したくらいなので。
でも、岡山市の店舗はよく行っていましたよ!(フォロー)
現在はセカンドストリートになっています。
※H.23.7.19追記
「ギャロップスター」が閉店したのち、「ハローマック」が入店し、その後
「ブックマーケット」→「セカンドストリート」という経路をたどったようです。
店舗は割と小さめですが、結構品揃えはよく、お客さんもたくさんいました。
ブックオフに無かったものをここで探す、というルートでよく行ってましたね。
ここの古本屋で、私の大好きな漫画「猟奇伝説アルカード」を発見したのが
思い出深いです。
その後万歩書店が出来てからは、こちらまで行く必要が無くなり、たまに
行ってもあまりいい商品が見つからなかったりで、もう行く事は殆どなくなりました。
たぶん2005年くらいに閉店。
その後は古着屋さんになっていたようでした。(そちらもすでに閉店。)